破傷風
破傷風菌は土壌など自然界に広く分布しており、いつでもどこでも罹患する可能性があります。
(原因)破傷風菌が怪我などが原因で組織に入ることで感染します。
(症状)破傷風菌が産生する神経毒素(tetanospasmin)により筋肉の硬直が起こります。適切な処置がなされないと死に至る疾患です。
破傷風トキソイド
破傷風ワクチンの免疫持続は約10年です。
定期接種の4種混合ワクチン(第二期の二種混合ワクチン)に破傷風ワクチンは含まれています。第二期接種を11歳以上13歳未満で受けた場合、20代前半まで効果が持続していると考えられます。その後は約10年ごとの接種により十分な免疫が維持できますので、最終接種から10年以上経過している方は予防接種を推奨します。
副反応
注射部位の発赤、腫脹、疼痛など。
重篤なものとしてショック、アナフィラキシーなどあるが極めて稀です。